FORSMILE
EN
AI2026/06/21

GM、Google Geminiを約400万台の対象車へ順次展開

Google built-in搭載車で自然な会話、メッセージ、音楽、経路検索を支援。GM独自AIの将来計画とは区別します。

← ブログ一覧へ / Back to Blog

どの企業の事例か

General Motorsは、Google built-inを搭載する対象車両にGoogle Geminiを導入し、OnStar接続と車載ソフトウェア基盤を使った会話型の車内体験を展開しています。

解決したかった課題

従来のGoogle Assistantから、文脈を保った自然な会話、メッセージ作成、エンターテインメントや経路の相談へ機能を広げることが狙いです。コールセンター負荷を減らしたという成果は公式発表にないため扱いません。

AIをどう使ったか

GMは、Google built-inを備えた米国の対象2022年式以降のCadillac、Chevrolet、Buick、GMCへGoogle Geminiを順次提供すると発表しました。Geminiは車載インフォテインメント、GMのソフトウェア基盤、OnStar接続を利用します。

導入効果と見るべきポイント

  • ▸米国で約400万台が更新対象です。発表時点では順次展開の段階です。
  • ▸自然な会話、メッセージの要約・作成、音楽や経路の検索などを支援します。
  • ▸車両固有データで調整するGM独自アシスタントは、別の将来計画です。

日本企業が参考にできること

この事例は、自社が持つ既存の製品や顧客接点にAIを組み込むことで、新たな付加価値を生み出せる可能性を示しています。全ての機能を一度にAI化するのではなく、まずは「よくある質問への対応」や「定型的な操作の自動化」といった領域からスモールスタートで導入し、顧客の反応を見ながら改善していくアプローチは、多くの日本企業にとって参考になるでしょう。

提供条件

利用には対象車両、Google built-in、OnStar接続、Google Playへのログイン、米国英語、Geminiへのオプトインなどの条件があります。

参考リンク

📦
Amazon で関連書籍・ツールを検索
AI 導入 事例 DX 生成AI ビジネス
Amazonで探す →(アソシエイトリンク)
Related articles
UberのAI契約レビュー「Legal Redlining Agent」:Wordで相手の修正に承諾・拒否・修正を提案し、弁護士が全件を決める構成(同社は審査時間の20%超の短縮と記載)2026/10/29NetflixのAI審査員(LLM-as-a-Judge):AIが書いた説明文をAIが採点し、基準づくりから変更の承認まで人が握り続ける4段階(成果の数字は未公表)2026/10/21SalesforceのインフラAIエージェント:プロンプトを足しても安定せず、「推論と計算を分ける」ことで信頼性を出した(成果の数字は未公表)2026/10/13Microsoftの運用AI「Azure SRE Agent」:社内で9か月に35,000件超のインシデントを自律処理、数字の読み方と承認の仕組み2026/10/06LINEヤフーのAIエージェント基盤:Agent Builder と Agent Runtime の構成と、7→22領域への広げ方2026/09/02